酉川宇宙(とりかわそら)/暴想処女

絵:★★★★☆、話:■■■■□、愛:♥♥♥♥♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

[isbn:9784063616835:detail] 完璧に発売予定を見落としてました。[http://d.hatena.ne.jp/vbanboo/20080602:title=つい先日]ヤンマガに続編が出てると喜びの日記を書いたばかりでしたが、単行本発売と連動した企画だったんでしょうか。帰宅中に電車の中で[http://icchu.seesaa.net/article/89960770.html:title=リコリス]((本の発売予定チェックソフト))を見てたらこの発売に気づき、慌てて買ってきました。このシリーズ、もう本にできるほど書いてたんですね。全然そういう認識がありませんでした。にわかファンであることがバレバレですね。ともかく、榎本ハイツさんの本だからじゃなく、工口バカ漫画が大好きなので本が出たら絶対買っておこうと決めてました。

 内容は、ヒロインの女子校生 牧野弥生は林間学校でクラスの怖い顔の男子生徒 鈴木勇太ときもだめしでペアを組むことになる。勇太のほうは至ってまじめなのに、弥生は勇太の強面の影響もあってか、何かあるたびに工口被害妄想で犯られると考えてしまう。いよいよ自分の処女が危機だと考えて起こした行動が逆姦!! バージンでありながら見事な手コキで勇太には入ってると思わせたまま粉砕するのであった...。というのが最初のお話。毎度基本パターンはこのままですが、冷静な顔で技を繰り出す弥生に爆笑してます。こういうバカマンガの笑いどころを詳しく解説するのもむなしいので興味ある人は是非チェックしてください。ちなみに私が笑ってしまったところ〜。『さしすせそ』。仔馬がプルプル立ち上がるシーン。牧野視点の視姦顔〜。サンタ姿でのチクビピストン♪
 こういう勘違い妄想エロという展開自体、この手の漫画の王道パターンではあるのですが、勇太は擬似挿入とは気付かずに何度も弥生の中で果ててるつもりなので、どんどん気になる女性として意識し始めます。一方弥生は自分の処女を守るという意識で勘違いさせる行為に走る一方で、本来まじめで男気のある勇太の行動に時々ときめいてしまってます。こうして少しずつ二人の距離が近づくというエロ先行のバカ恋愛漫画へと発展中。しかし、こんなテクを持つ恋人や嫁がいたら怖いよなぁ〜。散々やったつもりが全部手コキやコンニャクだったと言うオチを聞かされたら哀しすぎる...