弓月光(ゆづきひかる)/弓月光のお仕事 40th Anniversary BOX

絵:★★★☆☆、話:■■■■■、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪

弓月光のお仕事〜40th Anniversary Box〜 (愛蔵版コミックス)

弓月光のお仕事〜40th Anniversary Box〜 (愛蔵版コミックス)

*1 ほんとにいつも立ち読みばかりですみませんでした、と陳謝の気持ちで記念本を購入。基本的にジャンプ系の雑誌は読まないことが多いため大ヒットした(?)「みんなあげちゃう♡」も読んだ記憶があまりありませんが、現在連載中の「甘い生活」はリアルタイムで立ち読みさせてもらってました (_ _; 言い訳するとこの作品の存在を知ったのが20巻前後出ていた後だったため、今更大人買いする気にもなれず*2マンガ喫茶で1巻から読んでしまった次第。というわけでこれが初購入になってしまいましたが次巻以降もたぶん...すみません (_ _;; ぶっちゃけ、コレクション(=購入)するほど絵が好みじゃないし...。でも、話は最高に楽しんでます*3
 この記念BOXは「1:甘い生活FAN BOOK」「2:みんなあげちゃう♡セレクション」「3:少女漫画のお仕事 〜異色読切集+単行本未収録短編集」の3冊から構成され、1冊目には弓月光氏と一条ゆかり*4さんの写真付き対談がありましたが、1枚目の写真、ほんといい笑顔ですよね。対談の内容どおり、いつも楽しんで漫画を描いているんだろうなと感じさせるショットでした。こういう人柄だからこそいつまでも少年のような妄想工口コメが描けるんだろなぁ。2冊目は作品のセレクションに加えて、巻末に昨年40周年を迎えられた*5永井豪氏のコメントが寄せられてます。長く続いている漫画家は、絵はもちろん好きで描き続けられる素質が必要なんでしょうけど、読み手からすれば絵柄以上におもしろい話(映像的に)を書ける人であることが最重要な気がしますね。もちろん読ませる話を描くチャンスを貰えるまでになることが大変なんでしょうけど。ちなみに「みんなあげちゃう」で登場する男女の性器描写はさすがに古いね〜(笑。いや「甘い生活」の作品でもまだ使ってたかも? そして、3冊目は異色作品集と未収録短編集で構成。「3DKのサバイバル」はあまりにおばあちゃんの死に方がリアルでちょっとぞっとしました。こういう漫画もあるんだと正直驚きました。変に短編作品集リストなど単なるデータベース集じゃなく、こういう構成だったことが何より素晴らしいと思いました。なお、3冊の表紙を2−1−3の順に並べると1枚絵になります。

*1:ここに表示されている絵は表紙絵ではなく1冊目のイラストコーナーからの1枚でした。最初気づかなかったのですが、コメントありがとうございました>ikanekoさん

*2:勝手な言い訳ですがほんと置く場所がないんです

*3:そういや、こんな場所で誰に謝ってるんだ?

*4:すみません。名前しか知りません

*5:知りませんでした。そういえばマジンガーZが再アニメかするという話があるしこの関係?