作画:別天荒人(べってんこーと)、原作:外薗昌也(ほかぞのまさや)/明日泥棒(アシタドロボウ) 第1巻

絵:★★★★☆、話:■■■□□、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪

明日泥棒 1 (ヤングジャンプコミックス)

明日泥棒 1 (ヤングジャンプコミックス)

 この作品は、SEという仕事に明け暮れる主人公宮迫が9年前に分かれ未だに忘れられないでいる元カノの天堂明日(あした)と思いがけない形で出会うラブストーリー。...のようではあるんですが、オタク、メイド、宇宙人、UFO、ラノベ作家と微妙なキーワードから構成され、マイナーなままで終わりそうな空気も感じてます。オタクというほど特別濃い何かがあるわけじゃないし、実際メイドも服を着てるだけという感じだし、宇宙人もいまだ姿をみせてないし、UFOは単なる●だし、ラノベ作家兼メイド喫茶社長も結局脇役っぽいし。せっかく彼女と同棲してもあっさり別居することになって全然ラブラブする演出もないし、・・・女の子があまり可愛くないし...。それでも買った理由は何かありそうな予感がしたのですが、今のところ、そう感じさせた掴みの部分以降、盛り下がり気味。まだ何が描きたいのか原作者の思惑が読めないのは、かなりの長編作品になるのか、あまり考えてないためなのか・・・。2巻次第か。ちなみに原作者の外薗氏の作品を読むのは「犬神」以来。ちょうどアフタヌーンを定期購読していた頃に連載されてた作品のひとつ。もう内容は正確に覚えてませんが犬神の名前「23」の読み方がニジュウサンだったことを知ったときの衝撃は今でもなんとなく...。そういう今回のヒロインの名前もアシタって...微妙。