睦茸/ちちこき

絵:★★★★☆、話:■■■□□、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪

ちちこき (ムーグコミックス)

ちちこき (ムーグコミックス)

 早売り買ってまで読んでたのに何故か感想が今日になってしまいました。こんなお奨めの本を...。
 雑誌では一度も読んだことがないのに、購入予定に入れていた決め手はHPの絵。いえ別にうさださんが好きというわけじゃなくて、単純に今風の絵柄だけど丁寧だし上手いなぁと思った次第。新刊情報が出たときに、あまり記憶にない作家名を見ると必ずググるのが習慣になってますが結構未読の作家でもこういう判断で決めてることは少なくありません。まあ初単行本を買う条件のたぶん9割は絵*1で判断してますから理由はそれで十分なんですけど。
 で、読んでみると思った以上に完成度が高い。軽く笑いをまじえつつ話が始まったと思ったら親友に紹介されたバイトで輪姦されちゃうというキツい展開なんですが女の子はどんどんエッチになっていくという王道エロマンガ。いいんです、これで。マジで女の子が傷ついてリアル不幸な描写したら、ただの陵辱マンガになっちゃいますので、それにはこの絵柄は合わないです。などと独り言のように牽制。しばらく、萌えエロな話が続いていい感じでしたがラスト2話のところで…。んーむ、牽制もむなしく、リアル注射の絵を描いちゃいましたか。妄想で済ませない演出は恐らくかなり陵辱系作品が好きなんでしょうね、この方は。可愛いモノを汚すことで興奮する嗜好の方が少なくないのは知ってますし、初単行本でこれだけの完成度なら今後も活躍しそうな予感。2話目のヒキコモリ男もやけにリアルなのもそういう嗜好には合ってると思います。ただし私は・・・。う〜ん、時間をおいたけどやっぱり書きづらい。別に萌え絵だからハッピーなお話を読みたいなんて言う気もないし、自分自身陵辱モノを好んで読んでた時期もあるし...

*1:ヘタウマを含め何か印象に残る絵