さいだ一明(かずあき)/ぱっつん×2

絵:■■■■■、話:■■■■■、愛:■■■■□、次回作購入意欲:■■■■■

ぱっつん×2 (エンジェルコミックス)

ぱっつん×2 (エンジェルコミックス)

 鬼ノ仁氏の秘蔵っ子だったんですね、知りませんでした。なるほど師匠はぱんちゅに弟子はニーソと...(w。知らない方はとりあえず立ち読みで巻頭作品を読んでもらったら、どういう作家か理解できると思います。私もさいだ氏がこんなニーソリストというのは知らなくて、この本で本性が知れて、もっと好きになりました。彼女の股間の奥を目の前にしても舐め初めはニーソからだし、挿入すらもニーソを引き寄せるためのようだし、おまけに女の子自身にニーソを使ってオナニーさせてみたりと、凡庸なフェチストでは思いつかないようなシチュエーションを妄想する力はさすがです。ふとももに挟まれたときの至高の顔やニーソ出し((ニーソ出しとは挿入からフィニッシュを迎える瞬間、中出しではなく敢えてニーソの中に出すこと。ぶっかけと挿入感の両方を味わえるニーソリストの基本。この行為自体は他の作家さんの作品でも見たことありますが呼び方は知りませんでした))直後の恍惚した顔など、バカすぎて思わず笑ってしまいましたが。

 作画はしっかりしていてエロ絵もよく描けてます。つるつるぷりぷりだけかと思ったら、最近マイブームになりつつある剛毛*1の女の子も登場し、2pに渡る剃毛シーンの途中でワレメ周辺に剃り残した毛の描写もエロく、一人にやにやしてました。おま○こ絵のアップも多く、ゆっくり押し広げられていくシーンなど基本を押さえた演出も嫌いじゃないです。巻頭からの2作品以外はニーソフェチを前面に出さずに(といっても多くの女の子が身につけてるわけですが)、エロ小説をおかずにするクーデレ文学少女、教師と息子の母親調教、水泳コーチの剃毛プレイ(?)などなど多彩な話が収録されてます。純愛系が多いですがそればかりでもなく、しばらくは全方位の作品を描いていくのでしょうか。キャラ絵の個性がまだ少し弱い気がするので、作風と合わせて更なるパワーアップを期待してます。
 ゲストは(アシスタントをしていた関係でしょうか)、鬼ノ仁氏(お祝いイラスト以外にコメントとおまけ漫画が裏表紙の帯にあり)、月野定規氏(お祝いイラスト)、いとうえい氏(お祝いイラスト&4コマ漫画)、井上淳哉氏(お祝いコメントとイラスト)と豪華。カバー下には嬉しいおまけ剃毛漫画(裏のほう)。これ一度やってみたいなぁ〜

*1:個人的にはもっと生えててほしい...