たけのこ星人/シアワセ少女

絵:■■■■□、話:■■■■■*1、愛:■■□□□、次回作購入意欲:■■

シアワセ少女 (メガストアコミックスシリーズ No. 201)

シアワセ少女 (メガストアコミックスシリーズ No. 201)

 雑誌でいくつか読んだ作品が記憶に残り、非常に注目していた作家のたけのこ星人さんから初単行本が発売されました。作画面は期待していた範囲のレベルだったんですが…、鬱になる話が多すぎる。ほとんどこんな話ばかり描かれる作家さんだったんですね...。まとめて読むとキツいっす。淫乱だからとか、ネトラレだからダメって言うつもりは全くなく、『ゆるカノ』って言うんですか、この本人に自覚なく不特定の男とやりまくって痛すぎる展開になってから純愛に戻ろうとするストーリーがこんなに不快に感じるというのは自分でも驚きでした。ある意味そう感じさせるだけのオリジナリティがあるし、もっと活躍してほしいと思う才能を感じさせるのですが、私自身はちょっと購入しつづける自信がないほど合わない内容でした。ゆるカノっていい表現ですよね。この言い方がなかったら多分「痛いバカ女」って言葉をストレート使ってました。もしかしたらこれがジェネレーションギャップなのかなぁ。そんなことを思いながら表紙の帯を見直すと、「読書後に心身へ及ぼす影響としまして、勃起及び凹みの副作用が一部の方に現れる可能性があります・・・」などの注意書きが。これ単なるネタじゃないので、純愛好きの読者はほんとに要注意です。おまけ小冊子でラブ話がありましたが全く回復しませんでした...。 とまあ、あまりいい評価は書けませんでしたが、この作家に対してマイナスのイメージは持って欲しくないのは本音です。

*1:これだけ鬱にしてくれたという意味で逆に評価