春城秋介(しゅんじょうしゅうすけ)/ビーナス・ラプソディ

絵:■■■■□、話:■■■■□、愛:■■■■■、次回作購入意欲:■■■■

ビーナスラプソディ (MUJIN COMICS)

ビーナスラプソディ (MUJIN COMICS)

 春城名義では2作目。表紙絵いい感じです。しかし巻頭作品がよくない。なんでずっと好きだった女性を最後まで『オバさん』って呼べるのか問い詰めたい。名前知らないなら聞けって言いたい。それだけで、いくら互いに好き合ってるムードが盛り上がっても萎え萎え。作品の最後に下の名前で呼んでいいか聞くシーンがあるので作者も敢えてそうしてるというのが個人的には信じられないです。女性に対して『おばさん』と呼ぶのは「叔母」や「小母」の意味だろうがどこか蔑称の響きを感じる私はどこかおかしいでしょうか。とまあ、毎回このポイントは見逃せないので作者を問わず書いてしまいましたが、他はいいんですよ。オバさん*1の反応は可愛いし。
 春城氏の絵柄は萌えとは違う可愛らしさを年上の女性からも感じることができて好きなんですが、今回は「ホームレッスン」という作品に登場するアナちゃん(杏奈)が、今日はエッチしないもんと心で反芻しながら、まったく抵抗できてないのが、やけに可愛いく映りました。作者さんもおまけ漫画で3度も登場(巻末とカバー下の表裏)させていて、結構お気に入りなのかな。

*1:結局作中に名前が出てこない...