中山哲学/ミルクドール

絵:■■■■□、話:■■■■□、愛:■■■■□、次回作購入意欲:■■■■■

ミルクドール (MUJIN COMICS)

ミルクドール (MUJIN COMICS)

 巻頭から3話が「あねいもうと」のシリーズで、1話読み切りを入れた後、再び3話のシリーズ作品で構成された、全7話。3冊目です。その「あねいもうと」ですが、姉をモノにしたいと想い続けている弟だが最近はすっかり尻にしかれて面白くない。ある日姉のまことがソファで寝ているのを見て、昔おねしょして泣いているのを思い出し、懲らしめるつもりでお茶でいたずら。目が覚めた姉は自分がおねしょしてしまったと激しく狼狽し、ショックで幼児退行する。この辺の姉の動揺ぶりはよく描けてて、たわいない悪戯だがこれだけ焦ったら匂いに気づくこともないだろうと、意外と説得力があって導入に8pかけた甲斐あり。こうして、姉の体で妹萌えという欲張りな属性キャラ完成(w あとは純な心のまこちゃんをだまくらかして、弟も初体験のはずだが、背面座位でM字開脚中出しフィニッシュ。2話目は雨上がりに覗き魔を追いかけてきたブルマ姿の姉が登場。倒れた拍子に水たまりで股間を濡らして、再び退行。今度はブルマをふとももまであげて足を閉じさせ締め付けを強くして挿入。黒ニーソは残すのにブルマは取ってしまうあたり作者の嗜好を感じるが、そのまま正常位で中出しフィニッシュ。いい加減気づいてくれ、まこちゃん。溢れるほど出されてんだから。鈍いのかと思ってたら、第3話、シャワーを浴びながらお腹の奥をかき回される感覚を思い出すように自慰にふけるまこちゃん。記憶にはないが体だけはいやらしくなっていることに気づいてしまう。そのままイった時に漏らしたおしっこで股間を濡らし再び退行。3話目にしてようやく乳をほったらかしにしてたことを思い出したようで、しばらくおっぱいプレイ(w ラストまでラブラブでうまくまとまったと思ったのですが、最後に食器を見て恥ずかしがってる(?)理由がよくわかりません。いい歳しておままごとをしたことを照れてる? 女の子って、中出しされて裸でキスした直後でもそういうのが恥ずかしいものなんでしょうか。
 とまあ久しぶりに適当にストーリーを追ってみたのですが、絵も流れも気持ちよく読める作品でした。以前はずんぐりというとらえ方をしていたボディもむっちりプリッとした印象に変わってきており、かなり自分的には気に入ってきたようです。絵はまだまだ改善の余地はあると思いますが、女性が可愛いく見えてることは重要。問題は、いまだに、しのぎ鋭介氏と見間違えること。鼻の穴のあるほうが中山哲学氏という覚え方はダメでしょうか。並べると違うのはわかるのですが、このせいで、どちらがどういう作風なのかが覚えられないんです。作風も似てるか...。BENNY'Sさんと井ノ本リカ子さんはほぼ見分けつくのですけどね。