影崎由那／碧海のＡｉＯＮ (3)

絵柄＆魅力：★★★★☆、設定＆話：★★★★☆、愛＆笑い：★★☆☆☆;、総評＆次巻期待度：★★★★

碧海のAiON 3 (角川コミックス ドラゴンJr. 67-19)

　いい顔付きの表紙絵に思わず反応。前巻、人魚の放つ蟲に心の闇が取り付かれた渚は星音（せいね＝ヒロイン）を絞め殺してしまったところで終わり、そのつづき。蟲の言われるがまま、首を切り離しバラバラにして海に流そうと切断できる刃物を探すのに手間取り、保険医に見つかり逃亡。一方、湊（♂）から星音との関係の問い詰められていた達哉はよくわからないという答えに我慢できず、達哉が好きなんだよと告白。彼らはいったいどうなるのか・・・。と微妙に誤解を与えるあらすじ紹介ですが前半はさすがにシリアス展開だったのは事実。後半からは真性ロリだとわかったユズキ（♀）に美凪（達哉のイトコ）のファーストキスが奪われるなどドタバタ展開も交えながら、いよいよ人魚が陸に上がる…。まだまだ謎多き中、どう展開していくんでしょう。