おおたたけし/ナイショのりとるえくすたしー♡

ナイショのりとるえくすたしー (TENMAコミックス LO)

ナイショのりとるえくすたしー (TENMAコミックス LO)

  • (読了日:11月03日)絵柄&魅力:★★★★★、設定&話:★★★★★、愛&エロス:★★★★★、総評&次巻期待度:★★★★★

 途中まで読んだ後、積み本に紛れて、こちらも今頃読了。帯に「貴方の人生観(少女の穴の見方)が変わるすごい本。」の惹き句。ほんと穴に対するこだわりはすごかったです。表紙絵にはさすがにその描写はありませんが、表絵では乳首が陥没してたり、裏絵では焼けた肌にピンク色の生肌がエロス。これだけでも期待できます。ちなみにこれが通算3冊目になりますが初単行本だけ未購入。理由は憶えていません。ともかく比較は前作としかできませんが絵は着実にレベルアップしている印象。
 巻頭作品の1pめからガクガクぶるるっとアナルに2本のバイブを咥えてイキすぎで気を失う少女。ボールギャグを咬まされ手足を拘束されたままテーブルに置かれた少女を遠くから俯瞰する絵は、コマこそ小さいけれど危険な香りが漂いインパクト強い。淡々とそんな少女のアナルにおしおきを加える男は図書館の司書。休館日に行くと穴への責めを受ける代わりに貴重な本を借りられるらしい。しかし少女たちは貴重な本を読みたいがために無理してる様子は全くなく、痛みを伴うほどハードに2穴を弄られても噴き出る快楽に抗えずにいるのは明らか。冒頭に登場した少女は5本のバイブ責め*1を終えた後は尿道のターン。痛みと快楽で壊れる寸前の少女の表情は相変わらず上手い。男が終始冷静なのは予想できたが、ちょうど本を借りに来ていたもう一人の清楚な少女が「はぎゃぁあーっ」と絶叫する少女を眺めながら少し照れた顔をしただけだったのはおおたワールドを感じる。しかもこの少女への責めが先ほどの上を行ったのには圧巻。ハレツしそうに膨れあがったクリを弄り始めた後のシーンを冷静に読み流すのは不能者でも無理。傷つき血を流すような余計なシーンはなく、壊れるギリギリまで穴を責められ続け快楽に狂い悶える少女達の姿は完全に言葉を忘れさせる迫力でした。
 前作も容赦ないエロス表現が非凡な作家だと思わせる出来でしたが、絵の技術力の向上とともに説得力を伴う表現ができるようになってきていると感じました。不快の一歩手前で止めるセンス*2とか、妄想の中で存在する、ねちょっと絡みついてくる穴の肉襞の皮膚感とか、僅かに恥じらいや理性のカケラを残しながら淫語を叫びまくるところとか、器具ばかりじゃなく仕上げは肉棒を使う*3ところとか、どれもすばらしい。

*1:たぶん電池が切れるまでなんでしょう

*2:私的にはこれが最も重要

*3:愛がある