松川郁/兄妹遊戯

兄妹遊戯 (ワールドコミックススペシャル)

兄妹遊戯 (ワールドコミックススペシャル)

  • (読了日11/28)絵柄&魅力:★★★★☆、設定&話:★★★★☆、愛&エロス:★★★★☆、総評&次巻期待度:★★★★

積み本の下になってしまい、買ってから1週間経ち、ようやく手にとれました。使い終えてから、少し悪い予感もあったし、姫盗人2008年10月号以降の足取りが掴めないことが気になり*1、しばらくネットで検索してたら、まさかの訃報の文字…。今のところ検索に掛かったのは2chの記事だけだし、ネタだろうと思ってたら姫盗人2009年2月号の目次の下に08年12月2日に逝去された訃報が記載されてるとのこと。残念ながら所有してないので自分の目で確かめるまでは信じないことにしようと思いますがそれを裏付けるような状況はいくつか見られます。
まず、冒頭にも書いたとおり、2009年になってから全く作品を雑誌で*2目にした記憶がないこと。もちろん抜けがないとも思ってませんが。何より、今回の新刊の表紙絵が表も裏も本編の扉絵を元に着色したものになっており、少なくとも作者が描けなくなっていることは事実。本にはあとがきも何もメッセージはありませんが、出版社としては、本を購入するのはファンばかりじゃなく抜き目的の初見読者もいることを考え、これが追悼本であっても何も書かないの判断があっても普通だと思います*3。とにかく私自身が納得できる情報を知るまではこの話は止め。
 作品自体は明らかに吉天名義の頃の作品も多いのですが、私の知る限りはすべて単行本未掲載作品だと思います。たかし君は多いし、設定を継承している風な作品はありますが。タイトルの兄妹遊戯は収録されている作品のひとつと同名です(この辺も…)。確認できた範囲で一番新しい「キョーダイ遊戯」は姉と弟との話になります。実は兄と妹のお話はこの1作品だけなので、ご注意を。
 下記掲載作品の発表時期が全て確認できていません。ちょと出掛けるので追記予定。

    1. 中学生狂奏曲(天魔2005年4月号)
    2. キョーダイ遊戯(姫盗人2008年10月号)
    3. 彼女との関係(天魔2005年9月号)
    4. エ…エロ過ぎる…ぜ…ネェ…ちゃん…♥
    5. 兄妹遊戯
    6. 後妻キュート♥
    7. 放課後はレイコさんと(背徳近親相姦:松文館アンソロ 2004年 ISBN:9784790113102
    8. ママと一緒に…
    9. エロベーター
    10. 地下の鉄ヤン:こういうサイコな作品が描けるのも松川氏の持ち味のひとつ
    11. SMOKE:この作品の琴音先生のようなキャラクタを次々産み出してくれると期待してました。

(追記) 近所の古書店で姫盗人09年2月号を発見したけどビニールでがっちり封されてて確認できず。中を確認できない中古のエロ本やエロ漫画雑誌を買うのは抵抗あります。結構多いって聞くじゃないですか雑誌の抜きページに自分の白濁液を吐き出す話を。

*1:姫盗人自体が休刊されましたから他誌に移るしかないので

*2:もちろん姫盗人(09年10月号まで)や天魔以外の掲載されそうな雑誌や、松文館のアンソロも巨乳や近親系をチェックしました

*3:まあそういう意味ではSABE氏のケースは稀だと思いますが