天乃一水/ホシガルカラダ

ホシガルカラダ (真激COMICS)

ホシガルカラダ (真激COMICS)

絵柄&魅力:★★★☆☆、設定&話:★★★☆☆、愛&エロス:★★★★☆、総評&次巻期待度:★★★☆☆
※朝気づいたら電車の発車時間ギリギリで書きかけてた文章を思わず保存しそのまま放置。帰宅後、下記感想は初回UP内容から半分以上修正しましたm(_ _)m

  • (01/05読了)普通にデレるラブエロや、ひどいことされても喜んでいるM女エロなど、傾向としては和姦が多い中で、3話構成の「Demiurge」という作品の1話目エンディングから2話の冒頭にかけての展開はインパクトありました。巻頭作品のエンディングで飼育中のブタさんに食われたいと言いつつもそのシーンを見せないし、別の作品でもお小水を飲ませたシーンのあと更に大便を食べさせるような含みのあるセリフはあっても結局絵は描かないという風に、この作家は鬼畜度が一線を超えると読者に想像させるだけで終わる演出を好んで用いるように見えます。そういう認識でいたところに先程の作品が始まり、前編の最後のシーンで絵はなくとも明らかに何が起こったかがわかる状況と音だけで終了。これだけでも結構インパクトあったんですが、この作品だけはこれで終わらずに、すぐ後に続く中編の1ページめで絵にされてて強く印象に残りました。

 最初から鬼畜作品だと身構えてたら、そう特別印象に残ることもなかったかもしれませんが、複数の作品がいい感じで最後の収録作品に繋がった気がします。意識されたのかどうかはわかりませんけど、こういう掲載順って無意味じゃないなぁと思った次第です。
 今回既刊本が読めなかったので*1、これまでどういう方向性で作品づくりされてるのかが確認できませんでしたが、基本路線としては多少デレが入った路線にSあるいは凌辱風味付けのエロ展開なんでしょうか。作家名は(なぜか)作品以上に頭に刻み込まれているのですが、作風がイマイチ思い出せない方ですね。今後どういう作風でいくのか、こんど既刊本や新作を読みながらチェックしてみます。なお、イラストは決して悪いとは思わないんですが、本編の漫画の作画は正直満足できません。時々いい顔してるだけにおしいなぁと。

*1:現在所有書籍を大整理中