ジェームズ・キャメロン監督/AVATAR(アバター)3D
- 感想:鑑賞日01/17:総評5
字幕版3Dをレイトショーで観てきました。まあ感想書くまでもなく納得の大作でした。こういう映画作りをさせたらさすがにすごいとしか言いようがない出来。なので、ラフに感想を述べたいと思います。
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- タイタニックと同様に基本ストーリーは1組の男女が(今度は種族というか星を超えて)恋愛するお話。アカデミー賞候補になるような深い人間ドラマなどはないが、圧倒的に壮大な世界が二人を包み込むように構築されているため観客は壮大なスケールがあるように感じてしまう。
- 自然(=星)を崇め守る種族と、自分たちの利益のため自然を破壊する人間たちが敵対する構図となっておりタイムリーな社会風刺になっている。
- CGはジュラシックパークで観た感動ほどではないが確かにアバターの表情はよく出ていた。世界はいつかどこかで見たようなファンタジーなもの。せっかく惑星全体を描いているのに戦いに登場するその星の生物が両手で足りるほどしかいないように見えてしまった。最初のつかみのシーンで虫っぽいのから植物まできちんと数えたら4,50くらいあるのかもしれないが、無限の命が生きているような感覚までは得られなかった。やはり星というよりは種族間争いのような印象。
- やっぱり共通言語は英語だった。地球人以外でも主要人物だけはみんな英語が使えた。一応教育もしているとの振りはあったけど、既に互いの言語解析は終わってたようです。
- とにもかくにもアバターの技術はすごかったけど神さまはもっとすごかった。
- 空中要塞や戦闘機などのガラスはやっぱりハリウッド仕様で割れやすかった。物理法則ももちろんハリウッド仕様。
- やっぱり9視点くらいほしいなぁと。2視点3D表示としては何の不満もない画質で上映されてました。