西野映一/よめはいむ

よめはいむ (マンサンコミックス)

よめはいむ (マンサンコミックス)

絵柄&魅力:★★★★☆、設定&話:★★★★☆、愛&エロス:★★★★☆、総評&次巻期待度:★★★★

  • 感想:読了日1/29

 よめハイムというのは帯にも書いてあるとおり、あらかじめ相性抜群の女の子たちをセレクトしてもらい、嫁候補1人につき1ヶ月間の模擬結婚生活(エッチ込み)をして、最終日に最も気に入った女の子にプロポーズするという結婚相談所のバージョンアップ版みたいなシステム。
 昔と比べればフリーセックス化が進んだ現代ですから、一見、選ぶ男側が有利過ぎな印象はありますが、システムが身元と相性も保証する男性を紹介するわけだから女性にとってもメリットはあるし、ありえない話じゃないかな? もちろんマジに実行すると素人デリヘルとの違いがすぐ曖昧になりそうですがw。と思ってたら、いきなり1話目から初めてを捧げてますよ、おぃ。しかも純情そうなのに会ってから推定10分くらいでノーブラおっぱいボロリぃ〜! ないないないない、と軽く裏手で突っ込み入れつつ、そのまま無毛恥丘に顔を埋めてベロ挿入してから、すぐ挿入。体位は正面座位からですか、そうですか。軽くイった後自分からコシをこしこし。
 ぷりゅっ、ぶぴっ、ずりゅっ…
  :
 ごぷ、びゅるるっっ。 ふぅ…。
ちっちゃくて、可愛いのに、エッチに一生懸命な全裸の女の子が、ハイニーソ着衣で座位のまま腕の中で寝られては、こりゃたまらんと、1話めでプロポーズ。まあ気持ちはわかるが、作者ならぬ爆乳管理人の涼子さんから、慌てず他の部屋で待ってる皆を愛してあげてと、全9話のお話がスタート。
 つかみはいい感じだし、なかなか個性的な女性が登場し、5話ではまさかのプラトニック。成年誌ではやりたくてもやれない展開でしたが、6話は管理人さん自らが男性機能チェックをしたりと、いい流れで問題なしです。その後も相手の選定がよく(8話はグッド!)、最終話はやはり涼子さんが再び登場。
 ・・・まぁ、最後がどうなったかは伏せる必要もないと思わなくもないのですが(二重否定)、こんな終わり方しかないんですかねぇ(実際私にも思いつきませんが)。涼子さんがシリーズの途中に何度か登場することで、毎回女の子が変わるオムニバス作品同士のつながりが増す効果を感じてただけに、最後まで収束感がなかったのは期待と違う結末でした。もっとも作者としては連作という形でよいと割り切った判断からそうしたみたいですけどね。
 最後に..。表紙絵の管理人さんは個人的に買いだったのですが、1話目の扉絵を見た瞬間は、えっっ..という感じ。特に絵柄が変わるほどの長間隔連載ではなかったようですけどなんなんでしょう、この変わりようは。エッチする回ではほぼ表紙絵のイメージなので表紙絵詐欺とはいいませんが立ち読みなどで1話めを読んだ人が、絵が古っ*1と思って棚に戻すようなことにならないことを祈ってます。作品としては結構気に入ってますので。

*1:違い過ぎるのでそう思うかも。絵柄が古いと言うつもりはなかったのですが1話目の塗りは僕的にNG