楓牙(ふうが)/男の子女の子

絵:★★★★☆、話:■■■■■、愛:♥♥♥♥♥、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

男の子女の子 (MUJIN COMICS)

男の子女の子 (MUJIN COMICS)

 7冊目。はてなで感想を書くのは初めてみたいですが前作から2年近くになります。で、前作「教師と生徒と (MUJIN COMICS)」の本にも少し目を通そうかと思ったら、ない・・・。時期的にちょうど2年前の引っ越し直前だったし、どこかにしまいこんだのかも。楓牙氏の作品は初単行本以来ひとつの世界でいろんな男女のラブストーリーが展開されているのですが、前作は特に好きな作品だったので少しそれと絡んだ話をしようと思ってたのに・・・。先生がいいキャラだったんですよ。
 さて、今回も黒崎家の理香さんとか出てますので、いつもの世界のお話なんですがなんかキャラが若い。でも、いつもながら読み応えあるラブストーリーに仕上がっており、期待を裏切らない内容でした。ただ、当人はまじめにやってると思うんですが最初のエッチの時と時間をおいた2度目の時の両方でアナルに入れ間違ったのはちょっとウケました。実際ピチッと下の唇が閉じてる女の子だとそもそも位置も近いので間違って入れてしまうのも分かるというか・・・(^^; ギャグストーリーでない作品だけに少年の幼さが良く出てて好きな演出のひとつですね。格好つけても所詮男の子と呼ばれる年齢の頃は女性のことって何にもわかってなかったですよね。最近は丸見え過ぎてそういうベールに包まれた女の子の秘密にどきどきする少年などほとんど居なさそう。股間に3つ穴があるなんて言っても驚くどころか7つでしょと言い返されそう(w。
 ところであとがきに恋愛相関図が載っていて全単行本の登場人物の関係が一目で分かるようになってます。ここで今回も登場した黒崎理香が黒崎家の末っ子となってますがそうすると理香の妹のユキって何? 初単行本からユキも登場してましたので(あとがきを読む限り作者も把握)単なる書き間違いなのか裏設定があるのか気になるぅ。