ZUKI樹（ずきき）／ニクドレ！
絵：★★★★★、話：■■■■□、愛：♥♥♥♥♡、次回作購入意欲：♪♪♪♪♪
帯に「SEXシーン追加！！ 描き下ろし６ページ！」とのこと。エロマンガなんで普通にありそうな話ですが『SEXシーン追加』ってわざわざ書いてあるのはちょっと新鮮。内容はかなり本気で抜きにきてるマンガなんで、追加しなくても十分な密度なんですが、おまけで手を加えるのもこのシーンだけだという作者の気合いを感じます。ちなみに、その６ページは１、３、４話めでそれぞれ２ページずつ追加されているようです。また巻末とカバー下にはエッチはありませんけど、おまけ漫画が計４ページありました。
舞台背景や登場キャラクタは全作品がつながっているのですが、改造されてごついモノを手に入れた黒崎くん、犯され願望(?)があり男だらけの機械科に入った新原さん、その機械科と女子校にそれぞれ通う双子の戸川兄妹が入れ替わるお話の大きく３つの柱で構成されてます。特別なストーリーがあるわけではなく、基本的にすべての行動がエロにつながるヤリまくりのMUJIN*1仕様となってます。いや、青年誌でもこういう感じなので作風かもしれませんね。エッチも１対多の演出が多く、今回は新原とクラスの男子、戸川兄と女子校の（普段は戸川妹の）取り巻きと、それぞれで男女の構成比を入れ替えた２つの展開がありました。ただ、男が１の場合、連続して大勢の相手をするというだけで基本的に１対１なので、以前「ハーレム×ハーレム」という作品でも感じたようにエロの相乗効果はありません。実際、新原さんは２穴３本の４Ｐにチャレンジしてたのでエロマンガ的には圧倒的に女１男多が迫力ありました。今更の話ですけど。でも、１本のイチモツに大勢の女性が群がるという絵面はハーレム願望が強い男性読者には支持されてたりするんでしょうか。
*1:掲載誌は全てBUSTER COMIC
