山文京伝(さんぶんきょうでん)/七彩のラミュロス 1巻

七彩のラミュロス 1 (Xコミックス)

七彩のラミュロス 1 (Xコミックス)

 書店で目にして、久しぶりに山氏の新刊だと喜んだのも束の間、この話かぁ、というのが正直な感想。パピポで今でも連載中(なんだよな)ですが、もう話の中身は全然わからなくなっていました。とりあえず魔族を封じ込めた七人の姫を魔族残党が次々に落としていく話だったと思いますが。あとがきを読むと、連載を始めて、5年間ですか・・・。(共同制作者?の「有無らひ」さんの名前があとがきにしか出ていないのですがどういう役割分担しているんでしょうね)
 単行本発行にはいろいろ出版社側の思惑や作家側の事情もあるんでしょうけど、読みきりならまだしも連載でこういうのはやめてほしいですよね。特に毎月連載してなくて話がわかりにくい作品だっただけに単行本の需要は結構あったと思うんですけど。
 ちなみに、私は触手ものは全く反応しません。安易に薬や魔力で女性が落ちるのも(まぁ圧倒的な力であることを表現しているのでしょうけど)あまり好きなほうじゃないですね。それでも他の作品を支持しているので数回目の本屋訪問で買ったものの素直には楽しめませんでした。